「日出盛」
松本酒造は江戸後期の寛政三年(1791)に創業以来、二百有余年、清酒づくり一筋に徹してまいりました。この間、蔵の冷蔵装置の開発、48年間勤めた名杜氏の「勘」を伝達するなど、進取気鋭の精神も脈々と息づいております。
現在でも但馬杜氏流の丁寧な醸造を基本とし、「日出盛」をはじめとする清酒を醸しております。また先代の蔵元が残した「蔵は老化しても蔵内は老化させるなかれ」という言葉を蔵内に掲げ毎冬の仕込みに勤しんでおります。

「日出盛」~純米酒シリーズ~
昭和40年代よりいち早く取り組んできた「純米酒」の醸造を基本路線とし、「原料に勝る技術無し」をモットーにした良質な好適米にこだわる酒造りによる松本酒造の純米酒は呑んだ後に美味しさを感じさせる酒です。
最高の酒米が持つ「美味しさ」を活かし上品で奥行きと幅がある味わいを熟練の技と蔵人の真心で醸し、大正時代から現役で活躍する仕込蔵「大黒蔵」や八角形のレンガ煙突といった松本酒造の風土が背景となって美味しさの後押しをします。
松本酒造独特の風味を醸しだしております。

「日出盛 季節限定酒」
秋に収穫した米で酒を仕込み始め、冬に新酒が出来上がり、
その新酒を貯蔵しておきひと夏を越した頃に「ひやおろし」を出荷します。
そんな昔ながらのサイクルで日本ならではの季節感をお楽しみいただけるお酒をご用意しております。是非お試しください。